29-30日、全国都市監査委員会総会・研修会(786市24組合が加入)が国立京都国際会館で行われ出席してきました。
総務省の泉水監査制度専門官による「監査制度の見直しの動向について」の講演がありました。 今後の流れとして、地方公共団体の監査制度に関する研究会報告書(25年3月)において、論点と方向性が示されており、地方制度調査会に諮問し、制度改正へとなるそうですが、第31次地方制度調査会の立ち上げがいつになるか未定とのことです。
見直しの背景には、地方分権の推進により地方公共団体の行政の適正な運営を確保するためにも、地方公共団体の監査機能の充実強化を図ることがあります。
今後の課題
①監査委員の選任方法と構成
議会選挙とし議選委員廃止などの検討
②監査能力の向上と実務体制の強化
事務局の協働設置を可能とする法制化など
③監査の実効性・透明性の確保
監査結果の報告など公表のあり方など
④外部監査
制度導入から15年、促進のための制度改正など
大切な公の金です。使いみちをしっかり確認する(できる)体制にすることが、より強く求められております。