令和7年度当初予算の総括質疑において、次のことを聞いた。
◎ふるさと納税応援基金の活用について
このところ寄付金の額が伸びて来て喜ばしい事であり、今後もこの状態が長く続いて欲しいものと思う。それには返礼品等においてより工夫等が必要と思う。今回の予算編成では、37事業に対して、1事業当たり21万6千円から6,437万7千円と予算が割り当てられている。 この寄付金に係る使い道は制約されていないとしても、活用の方向性が見えず、財政調整基金からの繰入れを前年より抑えているなど、ただ財源不足を補填しているかに思われがちである。 あるサイトの調査では、寄付先の自治体について、寄附金の使い道を報告して欲しいとの回答が、8割ほどあったとのことである。寄付金という流動性のある財源であり、使い道を市の課題である事業などいくつかに決め、活用すべきと考えるが見解は。
◎国際交流事業について
令和7年度は英国との交流が10周年を迎えるということで、記念行事等が計画されているが、本市に中長期在留者の数も国の数も多くなってきており、また近年インバウンドで多くの国から日本に訪れている。英国に特化した事業ばかりでなく、あらゆる方向から交流の道を探り、交流を展開して行く必要があると思われるが見解は。
◎道路整備について
幹線道路、生活道路の整備要望は多く、財源の確保等で時間がかかるのは理解できるが、10年 20年経っても動きが見られないとの声も聞かれる。今般、本宮第二中学校の前の市道殕森線の改良設計委託が120m計画されているが、県道熱海線までの整備が必要である。
工事は数年かかるとしても、事前準備等にも設計はまとめて実施した方が良いのではと考えるが見解は。