柏崎市ガス水道局下水道課を訪問し、平成19年7月16日に発生した最大震度6強の中越沖地震における下水道被害の応急対応や被災の状況、復旧手法等について研修してきました。 柏崎市では平成16年の中越地震までは、管路布設において開削に伴う開口部を速やかに埋め戻し交通開放できることと、施工性が良く安価に入手可能なため、埋め戻し土に浜砂を使用していたそうです。 そのため地震により管路埋め戻し部の液状化発生により多大な被害に遭ったとのことです。 災害復旧工事は費用が約105億円ほどで発生翌年度末には完了したそうであります。
このほか平成23年7月新潟・福島豪雨の被害の現場を視察してきました。 土質が土砂災害を引き起こし易いためなのか土石流の起きた跡が多くみられました。 自然の怖さを痛感させられてきました。
(追) 柏崎市の下水道普及率 96.5% (接続率 公共下水96.1% 農排84.4%)