県下の市議会議員研修会がいわき市で開催されました。
今回は、防災システム研究所長 山村武彦さん http://www.bo-sai.co.jp/sub4.html を講師に招き ―地方自治体の防災・危機管理― 『議員・自治体職員向け防災対策について』という演題で講演を聴きました。
この60年間に超巨大地震(M9.0以上)と深刻原発事故が10年に1度の率で発生しているそうです。 今回の東日本大震災はその典型的な複合災害であり、国、自治体は早急に復旧事業計画を策定し復旧に努めなければならないとのことであります。 また、想定外と言わない災害想定をし、地域防災計画をあらゆる角度から再点検する必要があると言っておりました。 さらに、講師は【近助の精神】 (隣人に関心を持ち、必要な時は見返りを求めず、地域や隣人を助ける、傍観者にならない心) を提唱しておりました。 先ずは向こう三軒両隣の《防災隣組》(安否確認チーム)結成から始めてはいかがですかと言っておられました。