市民の放射線量への関心は高く、不安解消は最も重要な課題となっていることから、市では次のことを行うこととしました。
個人線量計の貸出し
9月より、バッジ式線量計(ガラスバッジ)を15歳未満(中学生以下の子ども)及び妊婦、約5,040人に5ヶ月間貸出します。
電子式線量計の貸出し
9月より、電子式線量計を500台整備し、高校生、妊娠の可能性のある女性及び希望する方に、2週間から1か月の間貸出します。
さらに、定点観測及び町内会貸出用としてサーベイメーター(シンチレーション式2台、同小型46台)を整備します。これらに要する費用は61,821,000円ほどになりますが、全額県の補助金によるものです。
公園等表土除去の実施
校庭、園庭の表土除去については、線量の低減が確認されており、市内85か所の公園等の表土についても除去することになりました。 芝についても剥がす方向で検討されており、合計面積が199,054㎡で経費が173,752千円となるとのことであります。
線量低減化活動支援事業
県の補助事業で、町内会、PTA,ボランティア等が側溝の清掃や草刈りを行う場合、1事業実施主体あたり50万円を限度として補助金を交付するものです。 この事業は、側溝等の土砂等の処分場所に課題もあり、また放射線量に関わることなので、市はしっかりとした指導体制で取組んで欲しいと思います。