9月定例会は、前年度の決算認定が主体の議会ですが、それに伴って通常今年度の補正予算案が提案されます。 今回提案されています一般会計補正予算案は、この時期の補正予算としては私にとって理解できないものとなっております。
平成26年度一般会計の決算の実質収支は7億8,860万円の黒字となっております。 うち法の定めるところにより4億円を財政調整基金に積み立てることにより、3億8,860万円が前年度繰越金となり、市税等の歳入の精査を含め5億7,842万円の補正予算となっております。
年度の半分を経過しての9月の補正予算は、通常当初予算で措置できなかった事業等に対処していくものですが、前年度繰越金の大半の3億円を、今回新しく設置する本宮駅東西自由通路等整備基金に積み立てるのは如何なものでしょうか。
生活道路の整備等の要望にもなかなか応えられないでいる現状もあり、この時期の基金積立ては出来るだけ抑えて、他に振り向けるべきものと思います。 常任委員会の審査結果も尊重しなければなりませんが、修正、組替えの動議も検討しなければと考えております。